Fukushima 50
- 公開年月日
- 2020年03月06日
- ジャンル
-
ドラマ
- 区分
- 邦画
- カラーモード
- カラー
- 上映時間
- 122分
- キャスト
- 佐藤浩市 渡辺謙 吉岡秀隆 緒形直人 火野正平 平田満 萩原聖人 吉岡里帆 斎藤工 富田靖子 佐野史郎 安田成美
- スタッフ
- 監督:若松節朗、原作:門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」(角川文庫刊)、脚本:前川洋一、音楽:岩代太郎、撮影:江原祥二、照明:杉本崇、サウンドデザイナー:柴崎憲治、録音:鶴巻仁、美術:瀬下幸治、編集:鄺志良、演奏:五嶋龍 長谷川陽子 東京フィルハーモニー交響楽団
奇跡は起きると、信じたからこそ― 福島第一原発に残り続けた名もなき人たちを、海外メディアは”Fukushima 50”と呼んだ。
マグニチュード9.0、最大震度7という巨大地震が起こした想定外の大津波が、福島第一原子力発電所(イチエフ)を襲う。浸水により全電源を喪失したイチエフは、原子炉を冷やせない状況に陥った。このままではメルトダウンにより想像を絶する被害をもたらす。1・2号機当直長の伊崎ら現場作業員は、原発内に残り原子炉の制御に奔走する。全体指揮を執る吉田所長は部下たちを鼓舞しながらも、状況を把握しきれていない本店や官邸からの指示に怒りをあらわにする。しかし、現場の奮闘もむなしく事態は悪化の一途をたどり、近隣の人々は避難を余儀なくされてしまう。
官邸は、最悪の場合、被害範囲は東京を含む半径250㎞、その対象人口は約5,000万人にのぼると試算。それは東日本の壊滅を意味していた。
残された方法は“ベント”。いまだ世界で実施されたことのないこの手段は、作業員たちが体一つで原子炉内に突入し行う手作業。外部と遮断され何の情報もない中、ついに作戦は始まった。皆、避難所に残した家族を心配しながら―
© 2020「Fukushima 50」製作委員会
邦画