東京おにぎり娘
- 公開年月日
- 1961年05月24日
- ジャンル
-
ドラマ コメディ 大映
- 区分
- 邦画
- カラーモード
- カラー
- 上映時間
- 91分
- キャスト
- 若尾文子 叶順子 川崎敬三 川口浩
- スタッフ
- 監督:田中重雄、脚本:長瀬喜伴 高岡尚平
恋も三角、おにぎりも三角、人に見せない涙の味は、下町娘のいじらしさ!
新橋の烏森にある“テーラー直江"は、おやじの鶴吉がガンコで昔気質のためにちっともはやらない。生地屋から借金の取り立てがうるさく、不動産屋がバーか飲み屋にしようと狙っていた。見かねた娘のまり子は、店を改造しておにぎり屋を始めるが、これが大当たり。開店以来大繁盛で、鶴吉は2階に追いやられるが、娘の立派な甲斐性に満更でもない。この美人でチャキチャキのまり子をめぐり、3人の男性がいた。ひとりは白井五郎。まり子の幼馴染で、新宿の劇場で演出をしている。村田幸吉は以前鶴吉にクビにされた弟子で、今はメーカーで働いていて職人を二十人も使っている。もう一人は近所の青年・三平。毎日ブラブラしているが、まり子への惚れ方はたいへんなもの。当のまり子は「今はおにぎりしか頭にないわよ」などと言っているが、どうやら意中の人があるらしい…。
© KADOKAWA 1961
邦画