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ジョニーは戦場へ行った

公開年月日
1973年04月07日
ジャンル
ドラマ
区分
洋画
上映時間
112分
キャスト
ティモシー・ボトムズ キャシー・フィールズ ドナルド・サザーランド ジェイソン・ロバーズ マーシャ・ハント  ダイアン・ヴァーシ エドュアルド・フランツ デヴィッド・ソウル
スタッフ
製作 : ブルース・キャンベル、監督 : ドルトン・トランボ、原作 : ドルトン・トランボ、脚本 : ドルトン・トランボ、撮影 : ジュールス・ブレンナー、撮影 : ミリー・ムーア、音楽 : ジェリー・フィールディング

あの山、あの河、君を抱いた夜、いまは帰らぬ想い出に泣くとも君の温かい手を握ることすら出来ない、光もなく・・・ジョーはひとり

第一章「死者」ジョニーは、徴兵され恋人カリーンに別れを告げて第一次世界大戦へと出征する。しかし、異国の戦場で、目、鼻、口、耳を失い、また壊疽をおこした両腕、両脚も切断されてしまう。ほとんど身体を動かすこともできず、ジョニーの意識は「現在」と「過去の記憶」とを何度も行き交いながら、孤独と暗黒と沈黙の中へと落ち込んでいき、ついには自ら死を望むようになる。第二章「生者」ジョニーは自分が生きていることを実感するために、さまざまな思考をめぐらす。そして、ついに自らの意思を伝える手段として、モールス信号を使うことに辿り着く。僅かに動く首を使って、必死にモールス信号を送り続けるジョニー。モールス信号を理解できない、またジョニーに意識があることを信じない看護婦や医師は、それを痙攣の発作と勘違いし、麻酔を投与して押さえ込んでしまう。しかし、あるクリスマスの日、新しくやってきた看護婦はジョニーの胸に、指で「MERRY CHRISTMAS」と書いた。一文字書かれるごとに頷くジョニーをみて、看護婦はジョニーに意識があることを知り、彼の首の動きが何らかを求めるサインではないかと試行錯誤し、ついにはそれ自体がなにかの信号であることに気付く。そして、ほどなく現れた別の者の指が、ジョニーの額にモールス信号を叩く。「何が望みか?」と。それに対して、ジョニーは答える…。

洋画

ジョニーは戦場へ行った

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