月光ノ仮面
- 公開年月日
- 2012年01月14日
- ジャンル
-
コメディ
- 区分
- 邦画
- カラーモード
- カラー
- 上映時間
- 102分
- キャスト
- 男:板尾創路、岡本太郎:浅野忠信、弥生:石原さとみ、森乃家天楽:前田吟、森乃家金太:六角精児、森乃家笑太郎:柄本佑、森乃家福次郎:矢部太郎、森乃家小天:佐野泰臣、森乃家天助:千代将太、平尾小隊長:木村祐一、熊倉隊員:津田寛治、席亭:國村隼、神楽文鳥:宮迫博之、椿家詩丸:木下ほうか、岡本孝子:根岸季衣、達造:平田満
- スタッフ
- 監督:板尾創路、製作総括:白岩久弥、エグゼクティブプロデューサー:水谷暢宏、製作:岡本昭彦/椎名保/白石泰史/宮路敬久 、脚本:板尾創路/増本庄一郎、撮影:岡雅一、照明:松隈信一、録音:久連石由文、美術:福田宣、衣装:宮本まさ江、落語指導:鈴々舎馬桜
敗戦の痛手から日本が立ち直り始めた昭和22年の満月の夜。とある活気ある町並みに、ボロボロの軍服に身を包み、顔中に包帯を巻いた男(板尾創路)がやって来る。男は客の笑い声に導かれるように寄席小屋へと足を踏み入れ、何とそのまま高座に上がってしまう。どうやら男の正体は、落語家・森乃家うさぎらしい。真打ち目前まで行き、将来を嘱望された人気若手落語家だったが、戦争に召集され戦死したと思われていた。彼の突然の帰還を歓喜して受け入れる森乃家一門・天楽師匠(前田吟)の娘、弥生(石原さとみ)。将来有望なうさぎと結婚の契りを交わしたかつての恋人である。ところが男はすべての記憶を失くしていた。かつてうさぎが使っていた部屋に住み森乃家一門としての生活を始めたものの、男の口からは何も語られない。だが、自分が書き残したという帳面を受け取った時、不意に十八番だった古典落語“粗忽長屋”を呪文のようにつぶやき始める。まもなく、男は森乃家小鮭という新たな芸名で高座に復帰。客も拍手もまばらだったが、やがてその個性的な芸風が人気を集めていった。そんな折、もう一人の男・岡本太郎(浅野忠信)が戦場から帰ってくる。その姿を見て、激しく動揺する弥生。戦地から舞い戻ったふたりの男。ひとりの女。闇夜に輝く月。彼らの数奇な運命のゆくえはいかに……。
© 2011「月光ノ仮面」製作委員会
邦画