邦画
夜の素顔よるのすがお

- 恋か、虚栄か、名声か。金色の衣裳に身体を張って、激しく競う二人の女!
男には肉体を、舞扇には命を張って生きぬく二人の女を描いた文芸巨篇! -
- ストーリー
一九四二年、南方航空隊基地。空襲下、地軸を揺るがす爆風の中で、軍慰問の踊子・朱実と、慰問係士官・若林中尉は、ジャングルの奥深い防空壕の中で結ばれた。一九四八年、荒涼たる焼け跡の東京に引揚げて来た朱実は、小村流の家元・小村志乃に弟子入りした。やがて六年後、朱実は、志乃が歌舞伎俳優の中村十次郎と踊りたいという念願を利用することより、自分の飛躍をはかった。修善寺温泉で十次郎に逢い、色仕掛けで彼を説きふせた。発表会の結果、家元の志乃が老醜、古色蒼然と叩かれたの対し、朱実は新鮮溌溂と絶賛された。やがて朱実は、志乃のパトロンである猪倉を誘惑し、彼の後楯で菊陰流を創立した。舞踊研究所の落成披露に贈られた花輪の一つに眼を止めた朱実は、動揺した。そこに若林の名があったのだ……。
-
- 発売日
- 2017年12月22日(金)
- 価格
- 2,750円(本体 2,500円+税)
- 発売・販売
- 株式会社KADOKAWA
- 監督
- 吉村公三郎
- 脚本
- 新藤兼人
- 出演
- 京 マチ子 若尾文子 細川ちか子 根上 淳
- 品番
- DABA-91398
- POS
- 4988111293985
- 作品データ
- 1958年/日本/本編121分/カラー/片面1層/日本語Dolby Digital モノラル/16:9(スコープサイズ)
©KADOKAWA 1958