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2015年発売作品

発売日:2015年4月24日(金) 価格:¥2,800(税抜) 発売・販売:株式会社KADOKAWA

若尾文子特集①

濡れた二人 逞しい海の男の愛撫に、女の中で夫は消えた !荒れ狂う欲望のうずの中で女が獣に変わるとき……。夏の終わり、自分を顧みようとしない夫に絶望した妻・万里子は、 一人で田舎の知人の家にやって来た。そこで、精悍な年下の若者・繁男と出会う。 無遠慮とも思える繁男の率直さに、万里子は次第に心動かされていった。

千羽鶴(1969) お母さまが愛したこの方に、私も抱かれてしまった。時の流れを堰きとめた茶室の中で、二つの影が秘めやかに美しく……。三谷菊治は、鎌倉円覚寺の境内で、千羽鶴の風呂敷包みを抱えた令嬢に仏日庵への道を尋ねた。菊治は、生前父がよく通ったという茶席を見たいと思っていた。栗本ちか子の茶席には、太田夫人とその娘・文子も来ていた。ちか子も太田夫人も父の愛人だった。ちか子は菊治の見合い相手として稲村ゆき子を紹介するが、それは先ほどの千羽鶴の風呂敷を持った令嬢だった。

雪の喪章 愛しては悩み、憎んでは愛する雪国の女の悲しき運命 !女心の氷原に雪どけの春はいつの日かめぐりくる……。妙子は雪深い金沢の金箔商狭山家の一人息子・国夫と結婚した。夫は優しく、姑も実の娘のようにかわいがってくれて順風満帆な結婚生活であったが、幸せは長くは続かなかった。妙子は、国夫が女中同様に働いている遠縁の娘・せいと男女関係であるということを知ってしまう……。

越前竹人形 恋い、慕い、求めながら、妻であるその肌にふれず……。雪国に哀しく描かれるひたむきな純愛 !越前・福井の一寒村に住む若き竹細工職人と芦原の遊女上がりの妻との儚くも哀しき純愛。歌舞伎か人形浄瑠璃の世界から抜け出てきたような古風な魅力を持つヒロイン玉枝とマザー・コンプレックスに囚われた若き竹人形師の純粋で一途な愛。 愛されながらも拒まれる悲しい肌のあやまち・・・。哀れな宿命につつまれた生ける竹人形の哀しき恋を詩情豊かに描く。

獣の戯れ 獣になりたくない ! あの人を殺さずには結ばれない !異常な愛と理性の極限 !三島文学に若尾文子が挑む野心作 陶器店を営む草門逸平の妻・優子は、夫が浮気ばかりしているにもかかわらず、ひとことも文句を言わない貞淑な妻であった。店でアルバイトをしていた梅宮幸二は、逸平の乱行をみかね、浮気現場に優子を連れて行った。さらに、幸二はその場で逸平に大ケガを負わせてしまう。服役を終えて出所した幸二を優子は伊豆の別荘にむかえ、三人の奇妙な同棲生活が始まる。

傷だらけの山河 女に求めるのは体だけなのか? 生まれてきた子供は?部下は会社の消耗品なのか?男の欲望を赤裸々に描いた問題作 !有馬勝平は、鉄道、バスなどの交通事業の他、土地開発、ビル建設、デパート経営なども手がける大実業家である。勝平の旺盛な欲望は私生活にもおよび、妻や子供がありながら、二人の妾と子供も持っていた。その上、今度は事務員の福村光子に目をつけ、愛人関係を結ぶのだが……。